救外日誌2021.02.01
2021年1月
1月○日(2年 成人担当)
脳梗塞がやってきました。画像フルでした。22時に発症したのに、なぜ2-3時間様子を見てからくるのか・・・。
軽症のようなので、t-PAは適応ではないかもしれなかったけど、万が一があるので神経症状はすぐに来てほしいです。
1月△日(1年 成人担当)
内科の方、帰宅の方針となった後トイレに行ったら血便が出て入院となりました。
最後まで気を抜いてはいけません!
梗塞と形成が多い1日でした。症状は、ろれつ障害くらいではっきりしなくてもMRIをとったらしっかり梗塞巣がありました・・・
救外日誌2021.01.05
2020年12月
12月○日(2年 成人担当)
声が小さいより大きすぎるくらいの方が分かりやすいし、医療ミスも減るし、いい事!
みんなに聞こえるようにハッキリ叫ぶ!ということをオーベンから学んだ。
12月△日(1年 成人担当)
脳外科が沢山来ました。脳出血・転院搬送の人が来ましたが、CTをなんとなく読むことが出来て良かったです。
SCUをまわって良かったと思えました。
救外日誌2020.12.01
2020年11月
11月○日(2年 成人担当)
AMI、S状結腸軸捻転、誤飲性肺炎、よくわからない呼吸苦など、一晩で国試1回分の症例数でした。
11月△日(1年 成人担当)
あんなに典型的な慢性硬膜下血腫のCTを救外で見たのは初めてでした。あと、骨折のレントゲン読むの難しいです。
救外日誌2020.11.01
2020年10月
10月○日(2年 成人担当)
子供の多い日でした。整形を久々に見て面白かったです。Fat Padサインというものを初めて知りました。
ERの患者から救外まで、外科系の先生たちが教育熱心でした。
10月△日(1年 成人担当)
鼠径ヘルニア嵌頓の整復を始めてみました。今回は、おじいさんでしたが、やせているおばあちゃんのイレウスは閉鎖孔ヘルニアだったりするから見逃さないようにと外科の先生にご指導いただきました。
橈骨遠位端骨折が2人も来ました。早速、先日の整形救外での骨折セミナーで教えていただいたことが役立ちました。
先輩のナートが美しかったです。私もそんな風に縫えるよう精進したいです。
尿管もすっと入って、ここ3カ月の自分の成長を実感しました。
研修医ブログ2020.10.28
半年間の研修を終えて
こんにちは、1年目研修医のDです。
これまで内科を3ヶ月、救急医療科と麻酔科をそれぞれ1ヶ月半回り、今月から再び内科を回っています。
研修開始から早くも半年が経ち、1年生は救外当直で一人立ちの時期を迎えました。
4月の頃は採血やルート確保もままならず、救急外来で咄嗟の判断、対応ができずに途方に暮れてしまうことも多くありましたが、今では少しずつできることも増え、落ち着いて対応できるようになってきました。成長を実感しています。
2年目ローテーションの希望の提出期限も迫ってきました。
この半年間は目先のことで手一杯でしたが、今後は先々のことを見据えつつ日々精進していきたいです。
写真は白衣のポケットに入れている文房具です。
救外日誌2020.10.01
2020年9月
9月○日(2年 成人担当)
まさかt-PAを救急外来でやるとは思いませんでした。コロナ前はSCUに上がってからだったので、初めて実施しました。
最近医療系のテレビ番組が増えてきて「テレビでこう言ってたから来ました」っていう人が時々見られるようになってきました。患者の疾患への理解が高くなるのは疾患の発見や予防の観点からも良い事だと思いました。
忙しすぎてやばかったです。1年生、もう一人立ちできてます。
9月△日(1年 成人担当)
飢餓性ケトアシドーシスを初めて見ました。整復も初めて手伝いました。大人3人で、患者さんの腕が折れるかと思いました。
初期研修始まってからもうすぐ半年です。10月からの一人立ち…不安でしかないです。
救外日誌2020.09.01
2020年8月
8月○日(2年 成人担当)
IRBBB+clockwise は気胸の心電図みたいですよ、教訓になりました。
8月△日(1年 成人担当)
腰痛とめまいが多い日でした。気胸の症例も見れて良かったです。
救外日誌2020.08.01
2020年7月
7月○日(2年 成人担当)
今まで脳梗塞疑いを機械的に見てしまっていましたが、BADとか疑わなければいけないのを忘れていました。反省。
夜中に少し忙しかったですが、基本的に平和でした。指先を挟んで折る人、案外多いな・・と。爪の手術、というか処置は何度見ても痛そうです。
7月△日(1年 成人担当)
色々な患者さんが来てとても勉強になりました。イレウスだと思ったら胆管炎で、先入観にとらわれないように気をつけようと思いました。肝硬変の静脈瘤破裂も見れて勉強になりました。
研修医ブログ2020.07.14
成長を実感
こんにちは。一年目研修医のCです。
先月まで内科を3か月学び、現在は麻酔科を回り始めて早2週目です。
科によって使う知識や考え方が異なり、内科ローテ中では出会えなかった考え方はとても勉強になります。今までは手術というと、手技の上達に目が行きがちでした。しかし麻酔科では機器の設定やバイタルなどを術中に管理しますので、違う目線で新たな発見があります。
内科で培った知識を活用できる場面もあり、たった3か月ではありますが成長を実感しております。自分が処方したことがあるお薬を飲んでいる患者さんがいると、注意しなければいけない検査値や既往に目が行くようになりました。
指導医や周りのスタッフの方々には迷惑をかけつつも、温かく見守ってもらいながら日々を過ごしております。実りのある研修を行えるよう、これからも頑張っていきたいです。
写真は、自分の院内PHSです。
救外日誌2020.07.01
2020年6月
6月○日(2年 成人担当)
脳梗塞、発熱、肩痛、足痛、腰痛などいろんなジャンルの物を診れました。シーネ固定久しぶりに見れて良かったです。1年生も頑張ってくれてありがたい!
6月△日(1年 成人担当)
今日はカルテ記載も手技も両方まんべんなくできました。肺がんstage4の方の意識障害を診ましたが、血液検査をしてもガンの炎症による異常所見なのか他の原因があるのかの判断は難しかったです。
日中はひっきりなしに頭部外傷の患者さんが来ました。だんだんと説明にも慣れました。子供の頭部CTの適応について、2年生に教えていただきましたが、なかなかその判断や患者家族への説明は難しいなと思いました。