研修医ブログ

研修医が綴る、東医療センターでの日々のひとこま。
現役研修医がその時、その場で感じた生の声をお届けします。

新着記事

救外日誌2020.09.01

2020年8月

8月○日(2年 成人担当)

IRBBB+clockwise は気胸の心電図みたいですよ、教訓になりました。

8月△日(1年 成人担当)

腰痛とめまいが多い日でした。気胸の症例も見れて良かったです。

救外日誌2020.08.01

2020年7月

7月○日(2年 成人担当)

今まで脳梗塞疑いを機械的に見てしまっていましたが、BADとか疑わなければいけないのを忘れていました。反省。

夜中に少し忙しかったですが、基本的に平和でした。指先を挟んで折る人、案外多いな・・と。爪の手術、というか処置は何度見ても痛そうです。

7月△日(1年 成人担当)

色々な患者さんが来てとても勉強になりました。イレウスだと思ったら胆管炎で、先入観にとらわれないように気をつけようと思いました。肝硬変の静脈瘤破裂も見れて勉強になりました。

研修医ブログ2020.07.14

成長を実感

こんにちは。一年目研修医のCです。

先月まで内科を3か月学び、現在は麻酔科を回り始めて早2週目です。

科によって使う知識や考え方が異なり、内科ローテ中では出会えなかった考え方はとても勉強になります。今までは手術というと、手技の上達に目が行きがちでした。しかし麻酔科では機器の設定やバイタルなどを術中に管理しますので、違う目線で新たな発見があります。

内科で培った知識を活用できる場面もあり、たった3か月ではありますが成長を実感しております。自分が処方したことがあるお薬を飲んでいる患者さんがいると、注意しなければいけない検査値や既往に目が行くようになりました。

指導医や周りのスタッフの方々には迷惑をかけつつも、温かく見守ってもらいながら日々を過ごしております。実りのある研修を行えるよう、これからも頑張っていきたいです。

 

写真は、自分の院内PHSです。

救外日誌2020.07.01

2020年6月

6月○日(2年 成人担当)

脳梗塞、発熱、肩痛、足痛、腰痛などいろんなジャンルの物を診れました。シーネ固定久しぶりに見れて良かったです。1年生も頑張ってくれてありがたい!

6月△日(1年 成人担当)

今日はカルテ記載も手技も両方まんべんなくできました。肺がんstage4の方の意識障害を診ましたが、血液検査をしてもガンの炎症による異常所見なのか他の原因があるのかの判断は難しかったです。

日中はひっきりなしに頭部外傷の患者さんが来ました。だんだんと説明にも慣れました。子供の頭部CTの適応について、2年生に教えていただきましたが、なかなかその判断や患者家族への説明は難しいなと思いました。

研修医ブログ2020.06.29

ここの研修にしてよかった!

こんにちは。研修医1年目のBです。

私は今救急医療科を回っています。
毎日、コロナ対応して暑かったりもしますが、同期がいいメンバーで楽しいです。
救急医療科ということで点滴を取る機会が多いのですが、うまい血管を探すと曲がっていたりして、蛇行カァってなっています。
休みも1週間1回はあるのですが、コロナもあるので正直やることもなくてひまっちゃひまです。
でもみんなで和気藹々とzoomしたりしながら楽しんでいます。
ここの研修にしてよかったです。

写真は、病院近隣から見えた月です。

救外日誌2020.06.01

2020年5月

5月○日(2年 成人担当)

虫垂炎にSAHと、今日もバリエーション豊かな目一杯の日でした。SAHはひと目でわかるはっきりとしたダビデでした。でも虫垂炎もSAHも基本的だけどあまり出会ってこなかったので、勉強になりました。

5月△日(1年 成人担当)

問診~上申までの流れをひと通り1人で出来るようになってきました。採血などで逆血は来たがすぐに止まってしまった場合のコツについて2年生に教えて頂いたので今後に活かしていきたいです。

前回の当直ではカルテ記載を主に行いましたが、今回は採血・ルート確保・血培等手技も出来ました。2年生の医療面接は非常にスムーズで、見習いたいと思いました。

今日は形成外科の患者さん、脳梗塞疑いの方でしたが実際はてんかんの患者さんと盛沢山でしたが、初めて頭皮のナートを経験でき、脳出血・脳梗塞を疑った時の流れを勉強できました。

研修医ブログ2020.05.02

初期研修が始まりました

こんにちは 一年目研修医のAです。

初期研修が始まって一ヶ月が経とうとしています。僕は麻酔科から研修を始めました。

麻酔は国試対策だけでは勉強が足りてない部分が多く、最初は戸惑いましたが上級医の先生方が丁寧に指導してくださったおかげで少しずつ自分の成長を実感出来ています。

今年はCOVID 19の影響がとても大きく学生の皆さんも色々と大変でしょうが、現場への影響もとても大きいです。

実習やマッチングなど不安な事も多いでしょうが、まずは自分が出来ることから頑張るしかないかと思います。

僕たち初期研修1年生も戸惑いながら頑張っています!

今は病院見学に来てもらう事は難しいですが、事態が収束に向かったら是非女子医大東医療センターに見学に来てください!

救外日誌2020.05.01

2020年4月

4月○日(2年 成人担当)

年明け以来、実に4ヶ月ぶりの当直でした。1年生の2人は今日が当直デビューとの事でしたが、カルテ、上申、オーダーと中心的に進めてくれてとっても優秀で感動しました。

4月△日(1年 成人担当)

初当直でした。2年目の先生方の御指導の下、問診や身体診察、検査のオーダーなどさせて頂き、血ガスやルートなどの手技を経験する事が出来ました。手技に慣れていきたいです。

救外日誌2020.04.01

2020年3月

3月○日(2年 成人担当)

ラスト当直でした。何だかんだで救外当直が一番成長できる場所なのではないかと思います。2年になって初めて一緒になった1年生が今日はテキパキこなしていて、成長を目の当たりにして嬉しかったです。2年生になったら教える立場になって大変だと思いますが頑張ってください。

3月△日(1年 成人担当)

重症な代謝性アシドーシスの患者さんが来て、血ガスの評価などよく使わない知識やスキルはどんどん忘れていくな、と思い知らされました。

死ぬほど忙しいとはならないけれど、全く途切れない・・・という1日でした。てんかん発作を初めてリアルタイムで見ました。

研修医ブログ2020.03.06

もうすぐ春ですね

こんにちは。研修医2年目Jです。

学生の皆さんは国試も終わり次第最後のパラダイス期間のはずが、COVID19の流行で自粛されているかもしれません。無念ですね。

私達の研修修了旅行も中止となり、また改めてやろうということになりました。

さて、わたしは1〜2月と放射線科をローテートしました。腹部CTや胸部レントゲンに全く自信がなかったので、読めるようになりたいと思い選択しました。当院の放射線科では鈴木教授の講義だけでなく、教育資料も充実しており、疑問に思った点をはじめから丁寧に教授から個別指導を受けることができます。結果、ある程度の異常所見を拾い上げられるようになりました!救急外来で、胸部X線検査から肺炎像を見つけたり、腹部単純CTから虫垂炎か憩室炎の判断がわかるようになりました。まだまだ足りないところはあると思いますが、以前よりは成長できたと実感してます!

鈴木教授の講義に興味を持たれた方は胸部X線検査については、以下の書籍が出版されてますので、ぜひ読んで見てください!

イラスト多くて負担が少ないですよ!

文光堂HPへ「イラストで学ぶ胸部エックス線写真」

https://www.bunkodo.co.jp/book/713EVG9J2U.html