研修医ブログ

研修医が綴る、東医療センターでの日々のひとこま。
現役研修医がその時、その場で感じた生の声をお届けします。

新着記事

救外日誌2021.12.01

2021年11月

11月○日(2年 成人担当)

両側硬膜下血種はきれいな三日月状の血種があり、緊急OPEになりました。

塊のヘルニア用手還納を見ることが出来ました。

11月△日(1年 成人担当)

目まぐるしい1日でしたが、救外で心不全の患者さんの心エコーを評価出来て、成長を実感しました。

昨日、内科のクルズスで学んだ肛門鏡を早速血便で救外に来た患者さんの診察に役立てられました。

救外日誌2021.11.01

2021年10月

10月○日(2年 成人担当)

地味に患者が途切れず日付が変わりました。めまいへのアプローチを復習します。

10月△日(1年 成人担当)

2年生から過去に見た勉強になる症例を教えてもらいました。
何度も経験した症例でも、いざ1人でやるとなると真っ白になりそうです。毎回復習が大事だと痛感しました。

脳外、形成と盛りだくさんでした。3種類の脳梗塞をみました。

救外日誌2021.10.01

2021年9月

9月○日(2年 成人担当)

頭部外傷が2件。そんなに重症ではないだろうと思っていましたが、CTを撮ると後頭骨にヒビが入っていました。たくさん見ている頭部外傷ですが、軽んじてはいけないと思いました。

「内科レジデントの鉄則」に、意識障害時には低血糖発作と、まず第一に考えて血糖測定せよ。と載っていたことを思い出し、大変勉強になった症例でした。

吐血でショックバイタルの人が来て焦りました。救外でもバイタル崩れる事があるので油断しないようにと思いました。

救外には珍しくめまい、顔面神経麻痺、と耳鼻科領域の患者がきて、他科からのアプローチ法を学ぶことが出来ました。

水頭症に対するV-Pシャント術後の方の発熱。項部硬直を疑う首の硬さがありV-Pシャント感染の除外目的に、髄液検査を施行。初めてシャントチューブのバルブを穿刺して髄液採取するのを見ました。

9月△日(1年 成人担当)

内科・外科・脳外と充実していました。慣れては来ましたが初診を忘れず頑張ります。

TKA後の器具の上の部分で折れる骨折を膝システム骨折っていうことを学びました。

救外日誌2021.09.01

2021年8月

8月○日(2年 成人担当)

尿閉、ペースメーカー脱出、便秘で摘便、20才の発熱、構音障害主訴の脳梗塞、脳梗塞と思いきや肝性脳症などバリエーションに富んでいました。

久しぶりに脳出血をみました。そして89歳の肺炎らしき人もきました。今後に繋がる勉強になる症例で1年生と振り返りもできました。

内科がいっぱい来ました。1年生の1人立ちもうすぐですね。今日も1年生に助けられ、9月から1人立ちできそうです。

8月△日(1年 成人担当)

示指切断が来て、形成のマイクロも見学&手洗いさせてもらえました。
血管の吻合+骨のk-wire、興味深かったです。指の皮膚はちょっと硬かったです。

救外日誌2021.08.02

2021年7月

7月○日(2年 成人担当)

明け方トラックにひかれた方が来ました。
CTから帰ってきた後に看護師さんから「先生、けいれんしてます!」 と言われた時には冷や汗が出ましたが、
落ち着いて指示を出すことが出来て良かったです。
やはり日々の勉強が大切ですね。
勉強したことを実践に活かす機会に恵まれてとても良い研修環境だと感じました。

頭部打撲やナートの必要な挫創が沢山きました。
子供の顔面のナートはスピード感が大切ですね。
あと、抗てんかん薬の怠薬によるてんかん発作が2件来ました。
上級医の救外クルズスがすごく勉強になりました。
尿管結石の拝石を促すのには、α1ブロッカーが良いみたいですよ。

7月△日(1年 成人担当)

今日は救急車にwalk inに患者さんが沢山来ました。
初めて救外で縫合しました。
1ヶ月ぶりだったので緊張しましたが、内科、外科、形成、泌尿器と学びの多い1日でした。

急性硬膜下血腫と慢性硬膜下血腫が左右にあるCTを初めてみました。
急性の方の高吸収域にばかり目を向けてしまい、低吸収域を見逃していたので全体をしっかり評価する必要があることを学びました。

救外日誌2021.07.01

2021年6月

6月○日(2年 成人担当)

橈骨遠位端と大腿骨頸部骨折の読影ができて成長を感じました。
1年生は1人で卒中を捌いてくれたので、もう実質1人立ちです。

心不全で脳梗塞のような症状が出るのは勉強になりました。

珍しく心外が来ました。今から(AM0:30)予定13時間のオペをするそうです。本当に尊敬します!

6月△日(1年 成人担当)

久しぶりに脳梗塞の人をみました。側副血行路を初めてみました。CTAPの見方も教わりました。

体動で増悪した圧痛のある痛みが主訴だけど、採血取ったら心筋逸脱酵素上昇の方が来ました。総合的に考えないといけないと身に染みました。

救外日誌2021.06.01

2021年5月

5月○日(2年 成人担当)

1年生が率先して色々やってくれて助かりました。
後輩が1人で小児科の患者さんを帰していて頼もしかったです。

5月△日(1年 成人担当)

Murphy signは本当に息が止まるのだと、
Hand dropは本当に腕の動きが不自然なのだなと、貴重な症例を経験して大変勉強になりました。

縫合を決意した5歳の女の子の勇気に感動しました。

救外日誌2021.05.01

2021年4月

4月○日(2年 成人担当)

頭の傷はステープラーが多いですが、今日はナイロンで縫った人が2人いました。
自分で縫える機会はなかなかないので貴重な経験でした。

4月△日(1年 成人担当)

初当直で何もわからなかったけど、2年生の先輩や看護師さんが優しく教えてくれました。
沢山勉強しようと思いました。これからも頑張ります。

初めての当直とても緊張しました。 ルート、皮下注射、血培、コロナPCR検査、摘便を経験させて頂きました。
リーダーのカッコよさと先輩の天使さにひたすら感謝です。

脳外科が多い日でした。飲酒後転倒はなだめるのが大変ですね。てんかん発作の患者さんを始めてみました。

救外日誌2021.04.01

2021年3月

3月○日(2年 成人担当)

セニョリータが口癖の陽気な酔っぱらいの頭部外傷から始まりました。
案外紳士で憎めないタイプの酔っぱらいでしたが、ガッツリ縫われていました。

若い女性の腎盂腎炎という「普通の発熱」を久々に診ました。
1年の時はこういう患者さんが多かったのに、今年は本当に全然違ったなと思いました。

今日は修了式かつ最後の当直でした。相変わらず働きまくりでした。
最後の患者はVTでICU入室となりました。

3月△日(1年 成人担当)

卒中かなと思ったら脳出血でした。今月で2年生と当直するのも最後かと思うと感慨深いです。

2年生がいらっしゃる救外も後1回だけです。
大変さの中にも楽しさとご飯の美味しさをありがとうございました。

9:00-23:30まで10分おきに来ました。激務。脳外と整形で40件くらい診たのでは・・・
去年まではこんな感じだったんですね。

救外日誌2021.03.01

2021年2月

2月○日(2年 成人担当)

頭部外傷の子供が2人ともCT撮らずに帰宅。
軽意識変容なく、普段と変化なしのためとの事。PECARN分類も大事ですね。

2月△日(1年 成人担当)

初めて救外で来た人がCPAとなりました。来た時は普通に会話できていましたが、急激に状態が悪くなりました。
初めから血圧が不安定だったのが気になってはいましたが、穿孔→腹膜炎→敗血症性ショックは怖いです。
3次救急の精神を思い出しました。色々な科を経験するのは大事ですね。