研修医ブログ2022.05.02
初期研修は学びが一杯
こんにちは。一年目研修医のKです。
初期研修が始まって一ヶ月が経とうとしています。私の研修は消化器外科から始まりました。
基本的には手術の助手に入り、手術のない日は注腸検査やCVポート挿入の助手、病棟管理のお手伝いという形で学ばせて頂いています。外科は国試対策だけでは勉強が足りていない部分が多く、特にオペの内容をオペ中にしっかり理解できるようになるのに苦労しました。手術を理解するには、手順だけでなく外科目線の解剖知識が重要でした。この解剖知識がないと視野が狭い腹腔鏡手術ではただ真っ赤な組織をかき分けているようにしか見えないからです。解剖知識が身に付いてきて徐々にオペの内容が理解できるようになると、同じ疾病・術式でも、患者さんの全身状態や既往によって大きく違いが出るということにも気づけるようになりました。当初は腹腔鏡の方向さえ分からない状態でしたが、上級医の先生方が丁寧に指導してくださったおかげで少しずつ自分の成長を実感できています。尊敬できる先生方に囲まれて、これからの研修生活も楽しみです。
写真は、私の院内PHSです。