救外日誌2021.08.02
2021年7月
7月○日(2年 成人担当)
明け方トラックにひかれた方が来ました。
CTから帰ってきた後に看護師さんから「先生、けいれんしてます!」 と言われた時には冷や汗が出ましたが、
落ち着いて指示を出すことが出来て良かったです。
やはり日々の勉強が大切ですね。
勉強したことを実践に活かす機会に恵まれてとても良い研修環境だと感じました。
頭部打撲やナートの必要な挫創が沢山きました。
子供の顔面のナートはスピード感が大切ですね。
あと、抗てんかん薬の怠薬によるてんかん発作が2件来ました。
上級医の救外クルズスがすごく勉強になりました。
尿管結石の拝石を促すのには、α1ブロッカーが良いみたいですよ。
7月△日(1年 成人担当)
今日は救急車にwalk inに患者さんが沢山来ました。
初めて救外で縫合しました。
1ヶ月ぶりだったので緊張しましたが、内科、外科、形成、泌尿器と学びの多い1日でした。
急性硬膜下血腫と慢性硬膜下血腫が左右にあるCTを初めてみました。
急性の方の高吸収域にばかり目を向けてしまい、低吸収域を見逃していたので全体をしっかり評価する必要があることを学びました。