研修医ブログ

研修医が綴る、東医療センターでの日々のひとこま。
現役研修医がその時、その場で感じた生の声をお届けします。

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研修医ブログ2020.03.06

もうすぐ春ですね

こんにちは。研修医2年目Jです。

学生の皆さんは国試も終わり次第最後のパラダイス期間のはずが、COVID19の流行で自粛されているかもしれません。無念ですね。

私達の研修修了旅行も中止となり、また改めてやろうということになりました。

さて、わたしは1〜2月と放射線科をローテートしました。腹部CTや胸部レントゲンに全く自信がなかったので、読めるようになりたいと思い選択しました。当院の放射線科では鈴木教授の講義だけでなく、教育資料も充実しており、疑問に思った点をはじめから丁寧に教授から個別指導を受けることができます。結果、ある程度の異常所見を拾い上げられるようになりました!救急外来で、胸部X線検査から肺炎像を見つけたり、腹部単純CTから虫垂炎か憩室炎の判断がわかるようになりました。まだまだ足りないところはあると思いますが、以前よりは成長できたと実感してます!

鈴木教授の講義に興味を持たれた方は胸部X線検査については、以下の書籍が出版されてますので、ぜひ読んで見てください!

イラスト多くて負担が少ないですよ!

文光堂HPへ「イラストで学ぶ胸部エックス線写真」

https://www.bunkodo.co.jp/book/713EVG9J2U.html

救外日誌2020.03.02

2020年2月

2月○日(2年 成人担当)

両上肢下肢のしびれの鑑別が難しく、ギランバレー周期性四肢麻痺を考えましたが、どちらも否定的で点滴で症状改善し帰っていかれました。ギランバレーとビッカースタッフ型脳幹脳炎の鑑別は勉強になりました。

2月△日(1年 成人担当)

脳梗塞で来たけど、軽度だったから帰宅する予定だった人に心電図とったらSTEMIがみつかって緊急カテになったり、脳梗塞疑いの人が脳出血だったりと、ちゃんと検査する大切さを学びました。

血便だったり急性心膜炎だったりと、色々な検査が必要で鑑別を考える疾患を診て勉強になりました。隣の小児科で初めて犬吠様咳嗽を聞いたのも勉強になりました。