救外日誌2022.01.06
2021年12月
12月○日(2年 成人担当)
若年男性の心窩部から右下腹部に移動する腹痛、Lanz点とMunro点に圧痛あり。
虫垂炎を疑いましたが、採決ではCPR.WBC上昇なく、CTでも虫垂腫大を認めず、
患者さんのエピソードやCT上著明な便塊貯留を認めたことから便秘症の診断で帰宅となりました。
内科の先生からCTでの虫垂の同定についてレクチャーしていただき、読影の重要性を実感した一例でした。
後輩が1人で小児科の患者さんを帰していて頼もしかったです。
12月△日(1年 成人担当)
walk in のアナフィラキシーショックが来ました。
食事制限がないと学校や学童に届け出ておらず、膨疹や鼻汁、咳そうがあってもほっておかれてしまった症例でした。