研修医ブログ

研修医が綴る、東医療センターでの日々のひとこま。
現役研修医がその時、その場で感じた生の声をお届けします。

新着記事

救外日誌2022.06.29

2022年6月

6月〇日(1年生)
卒中ではNIHSSはじめてつけました。
認知症があったので評価し辛かったです。
脳血管の名称は分からないとダメなんですね、勉強します。

6月〇日(1年生)
熱中症疑いがじわじわ来ていて、季節を感じます。
飲水できているか、尿は出ているか、食事はとれているか、今日どこでなにをしていたか(屋外・内・クーラーついていたか)など聞く事決めて臨むべきだと思いました。

研修医ブログ2022.06.02

初期研修2ヶ月経過

皆様ごきげんよう。初期研修医1年目のYと申します。
閲覧いただきまして誠にありがとうございます。
私はこの4月から内科を回っていて、早いことにもう2ヶ月が経ちました。
まだまだ不慣れですが毎日精一杯頑張っています。

内科の1日のスケジュールを簡単に紹介させていただきます。
朝8時45分に全体で朝礼を行い、当直の報告やその日の連絡事項、勉強会のスケジュールを確認します。
終わったら各自担当患者さんのもとへ会いに行き、問診したり身体診察を行い、全身状態や検査の結果を確認したあと、各自の指導医へ上申して処方や検査などのオーダーを出します。
処置がある際には一緒に行ったり、内視鏡やERCPなどの検査を見学したりもします。
ひと段落したらカルテを書いて、夕方にもう一度指導医の元に行き、その日に行った検査の結果を報告したり翌日の点滴などがきちんとオーダーできているかを確認して、業務終了となります。

また週2で班ごとのカンファレンスがあり、班全体で病棟の患者さんの経過を共有して、分からない事や今後の治療のことなどを相談したりします。
毎週火曜日には教授回診があり、新しく入院した患者さんの現病歴や入院後経過を教授にフルプレゼンテーションします。
私は現在消化器班所属ですが、神経・糖尿病・血液など異なる分野の症例を受け持つこともありました。

足立医療センターの内科には各分野のプロフェッショナルの先生方がいらっしゃるので、例えば膵炎の患者さんが高血糖になったというときも、すぐに糖尿病の先生に血糖コントロールのこと等相談できるのが強みだなと思います。
また診療科同士の垣根が低いので、併存疾患についてやこれまで飲んでいたお薬のことなどでも、気軽に他科の先生にご相談できるのがとてもいい環境だなと思っています。

どの先生方も頼りになる存在ですが、1年目からすると最も頼りになるのは2年目の先生だなと思います。
カルテの使い方、紹介状の書き方など事務的な事はもちろん、動脈採血や血液培養など各種手技を行う際に自分1人では不慣れであったり不安な際にはいつでも助けてくれます。
特に点滴当番といって、外来でいらっしゃった患者さんの点滴ラインを1年生が入れるというシステムがあるのですが、最初はうまくできなくて戸惑ってしまうので、「点滴ヘルプお願いします!」と連絡すると嫌な顔せず駆けつけてくださる2年生がほとんどで本当に頼りになります。

また当直でも2年目の先生とペアで入るのですが、最初は何をすればいいのか全く分からずただその場で立ち尽くすことしかできませんでした。
しかしそんな私の姿をみてすぐ「検査のオーダー一緒にやってみよう!」「こういう病気かもしれないからこの身体診察やってみよう!」とすぐフォローしてくださるので安心して当直に臨めます。

もう来年のことを考えるのは時期尚早かもしれませんが、私も1年後には力をつけて、私が今フォローしてもらっているように、新しく入った1年目の先生をサポートできるようになれればなと思います。
それまで日々自己研鑽に励みたいと思います。

写真は同期で作ったお揃いのスクラブです。僭越ながら私がデザインさせていただきました!

救外日誌2022.06.01

2022年5月

5月○日(2年 成人担当)

ただの頭部外傷かと思ったら、急にショックバイタルになって焦りました。

5月○日(1年 成人担当)

手技はまだ一人でこなせないですが、流れややることは分かるようになってきました。
早く一人でさばけるようになりたいです。

頭部外傷の症例をたくさん見ることができ、とても勉強になりました。