2024.07.05
研修医1年目日記~21期生その③~
梔子の甘い香りがほのかにただよう季節となりました。
研修医1年目のAです。
6月の研修医ブログでは、実際の研修の様子をお届けします。
私が現在ローテしている科は主治医制であるため、研修医も主治医として主体的に診療に携わることができます。
具体的には、
入院療養計画書や退院療養計画書といった書類の作成や
入院サマリーやカルテの記入、
必要時指示や薬剤処方、
血液検査や画像検査のオーダー、
輸血やアルブミンのオーダー等
非常に沢山の病棟業務を学ぶことができます。
最初は知らないことだらけなので、一からの勉強になりますが、上級医の先生が教えてくださいます。
手技の機会も豊富で、病棟ではPICC留置や腹腔穿刺、CV挿入に携わる機会もあります。
もちろん、ルートや採血の経験を積むこともできます。
毎週行われるランチョンセミナーでは先生方が研修医に対して講義をしてくださいます。
また、研修医同士でも、二年生が一年生に講義をする時間を設けてくださっています。
救急外来(一、二次救急)の当直は月に4回ほどあり、2年生の指導のもとで1年生がファーストタッチを行い、
問診や身体所見、血液検査のオーダーを出して、カルテをまとめた上で上級医に上申して指示を仰ぎます。
当直を通して豊富な臨床経験も得られるようになります。
それ以外に、内科をローテしている間は、日中に来た内科の救急車の初期対応も行います。
救急外来での当直と同じように対応してから上級医に上申して指示を仰ぎます。
さまざまな主訴の患者さんが運ばれてくるため、とても勉強になります。
写真はドクターヘリです。
残念ながら研修医が搭乗することはありませんが、屋上からの眺めは絶景です。
ここから目指すところはオンリーワン。
それでは皆様、ごきげんよう。