初期臨床研修について
初期臨床研修内容について
オリエンテーション
4月の入職時に、約2週間オリエンテーションを行います。
その期間で、各科診療科の講義や現場配属になった際にすぐに活かせる放射線科での撮影体験や検査室での機器の使い方、手術室での手洗い実習などの実地実習の他、外科系指導医による糸結び・縫合講習などを行います。
勉強会
研修医から「これを学びたい!」とリクエストの多い内容を各診療科の指導医から講義を受けることができます。聴講した研修医からは、「救急外来ですぐに役に立つ」「その場で疑問点を確認できて良かった」等、好評です。
病理診断科の協力でミニCPCを開催します。
各症例の診療科の上級医、また関連があった部署の先生も参加して行っています。
研修医には普段の臨床とは違い、新たな発見の場にもなっているようです。
研修医症例報告
研修中に、上級医・コメディカルなど多職種の職員の前でプレゼンテーションを行う機会が多くあり、プレゼンテーションのスキルを磨くことができます。
また、毎年2月最終土曜日に開催される学会に、研修医症例報告部門を設け、研修中に担当した症例発表を行う機会を設けています。発表内容を総合的に(発表のすすめ方、スライドの見やすさ、発表時間厳守等)評価し、ベストプレゼンテーション賞を授与しています。他者の発表を視聴することにより、発表スキルも身につきます。報告内容は論文として「東京女子医科大学雑誌」に掲載されます。
糸結び・縫合コンテスト
3月に糸結び・縫合コンテストを行います。
外科系指導医の先生を審査員に迎え、各自の1年間の研修成果を競います。
普段とは違い、たくさんの指導医の前では緊張するようです。
研修修了式
研修期間中に厚生労働省で求められている研修修了基準に達成したと研修管理委員会で承認された後、研修修了式で、病院長より研修修了証書が授与されます。