初期臨床研修について

検査科のご紹介

部長 加藤博之教授

当院検査科は、内視鏡内科と臨床検査科の部門を統括しております。内視鏡内科では内視鏡診断と治療を専門医が行っており、臨床検査科では正確で迅速な検査と精度管理を徹底し、患者様本位の診療を支えております。

研修医を目指す方へぜひ伝えたいこと

日本専門医機構の基盤学会である臨床検査科の専門医取得のほか、サブスぺシャリティ学会として認定された日本消化器内視鏡学会の専門医研修が効率的に行え、早ければ5年間の研修にて両資格の取得が可能です。

診療内容

診療科の構成

内視鏡内科
光学診療部

臨床検査科
超音波診断部、生理検査部、検体検査(微生物、緊急検査、日暮里検査室)

特徴および特色

内視鏡内科(光学診療部)では、苦痛の少ない内視鏡検査、早期大腸癌の治療では内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を積極的に行っており、低侵襲で安全確実な治療を心掛けています。臨床検査科では、超音波学会認定資格者による高度な超音波検査、正確で迅速、患者様にやさしい検体検査を目指して精度管理に取り組んでいます。

主な検査項目

内視鏡内科(光学診療部):上部消化管内視鏡検査、経鼻内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査、内視鏡的胆管膵管造影検査、カプセル内視鏡検査。 超音波検査部:腹部、心臓、乳腺、甲状腺、頸動脈、体表超音波検査、ドップラー超音波検査。  検体検査部:微生物検査、耐性検査、生化学検査、血液検査、免疫検査、尿一般検査、肺機能検査、心電図(ホルター心電図、負荷心電図)、脳波、筋電図、脈波(動脈硬化検査)、起立試験、トレッドミル、24時間血圧検査、各種緊急検査、他

主な手術・処置

内視鏡的ポリープ切除術、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、内視鏡的胃瘻増設術(PEG)、内視鏡的早期大腸癌粘膜下層剥離術(ESD)、内視鏡的食道静脈硬化療法(EIS)、内視鏡的胆管結石切石術、消化管出血の内視鏡的止血術、他

研修医のとある1日

早朝のカンファレンスがない場合や、内視鏡や超音波などの検査や治療処置が延長とならない限りは、9時から17時までの研修となります。基本的に、当直夜勤業務はありません。研修プログラムに準じ、個人の希望を取り入れながら研修を行う予定です。

一般的平日 9:00~17:00

あらかじめ決められた各曜日ごとの研修内容を行います。

積極的に研修を行うことで、より高度な技術や検査方法などが身につくと思います。

土曜日 9:00~13:00

あらかじめ決められた研修内容を行います。

積極的に研修を行うことで、より高度な技術や検査方法などが身につくと思います。

8:30~9:00

早朝に抄読会、カンファレンスがある場合は、この時間に行っています。大体2回/月になります。