指導医・研修経験者からのメッセージ

同じ志を持つ、あなたへ

来年には同志として並び立つあなたへ。
師として、経験者として…今、伝えたいメッセージです。

現役研修医からのメッセージ

令和4年度研修医A

振り返ると本当にあっという間で、充実した研修生活でした。COVID-19流行の中に初期研修医1年目として働き始め、2年目の先輩や指導医の先生方、看護師さんや技師さんなどにも多くのことを教わり、そして経験させていただきましたが、1年目は病棟や救急外来業務をただこなすことに必死だったように思います。ようやく慣れてきた頃に東医療センターから足立医療センターという病院移転を経験し、そして今年度は2年目として後輩を教え支える立場になり、先輩方の偉大さを改めて感じる1年間でした。研修で学んだ症例を先輩後輩に関係なくお互いに共有し学び合う機会も多く、そのような隔たりのない環境で研修できたこと、また指導医の先生方をはじめ職員の方々が研修医のことを気にかけ、温かく見守ってくださっていたことに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

令和4年度研修医B

研修は救急医療科からスタートし、何も分からない状態で3次救急の重症例を経験することがあり、研修医として自分に必要な知識、技術、姿勢に気づかされました。その後、どの科においても自主的に学ぶ事を意識してきましたが、指導医の先生方は熱心に教えて下さり、幅広い症例を経験でき、ICU管理、CV挿入などの手技も何度も経験させていただきました。また、診療科ごとの垣根が低いため他科コンサルトでも丁寧に教えて下さり、研修として不足はありません。月に5回あった救急外来当直では研修医がfirst touchを行い、上級医のサポートの中で自主的に考えて診療をおこなうことで日々成長を感じることが出来ました。研修医は他大学出身の人が多く、個性豊かな同期に囲まれ、途中から病院が移転し綺麗になり環境としても申し分ないです。これからは専門科になりますが、足立医療センターの研修で得た臨床力を基盤にさらに研鑽してきたいと思います。ありがとうございました。

令和3年度研修医A

東京女子医科大学東医療センターと東京女子医科大学附属足立医療センターで2年間 研修させて頂き、充実した時を過ごすことができました。 この病院は、大学病院でありながら各科の垣根が低く、研修や救急外来で関わったことのあ る先生に他科へコンサルトしやすいというところはメリットだと思います。 また地域支援病院と大学病院という両面性を持ち、common disease から高度専門知識 が必要とする rare disease まで、幅広い症例を経験できます。 救急外来では上級医のフィードバックを受けながら first touch を行うことで様々な疾患の初 期対応を一通り経験することができます。 これは研修後どの診療科に進んでも役に立つ経験だと思います。

研修医の人数は 15 人前後なので、多すぎず少なすぎず研修ができます。同期の仲が良 く、仕事だけでなく、仕事が終わった後にプライベートでもたくさんの思い出を作りました。 コロナ禍の中で初期研修医という医療者として働きだした事で多くの困難がありましたが、切 磋琢磨できる同期や先輩、後輩に恵まれたと思います。 この 2 年間、様々なスタッフ、患者様などたくさんの出会いがあり、皆さんとこの環境で一緒 に働いて、楽しい研修生活でした。

令和3年度研修医B

医師国家試験に合格したばかりの頃、桜の木の下で東医療センターでの生活を開始した 時は、未曽有のウイルスの流行により同期や先輩方との集合もままならず、知識も技術も 未熟であり不安でいっぱいの毎日でした。 イレギュラーな研修生活でしたが、各診療科や救急外来では多くの先生方にお世話になり ました。救急外来で研修医がファーストタッチを行う中で自ら学ぶ姿勢を持てたこと、病棟で 主治医として治療方針の決定に携われたことは特に自分を成長させてくれました。尊敬でき る指導医との出会いも多くあり、まだまだ必死に先生方の背中を追いかける日々ではありま すが、多少なりともこの二年間で医師として成長できたのではないかと感じております。 ここで過ごした日々を糧に、4 月からも目標とする医師像に向かって邁進していきたいと思い ます。研修医をいつも気にかけてくださった指導医や職員の方、卒後臨床研修センターの皆 様に感謝申し上げます。

令和2年度研修医A

東医療センターで2年間の研修を行いました。
この病院は、大学病院でありながら各科の垣根が低く、他科へコンサルトがしやすいというところがメリットだと思います。指導医や上級医への相談も話しやすいという印象が2年間の研修生活を終えても、変わりません。そして、地域支援病院と大学病院という両面性を持ち、common diseaseから高度専門知識が必要とするrare diseaseまで、幅広い症例が集まり、初期研修医として多くの経験することができて、とても良いメリットです。
研修医の人数は20人前後なので、多すぎず少なすぎず研修ができます。担当する症例数や練習できる手技などが十分だと思います。同期の仲が良く仕事だけでなく、仕事が終わった後にプライベートでもたくさんの思い出を作りました。今年新型コロナウイルス感染症の影響で皆自粛生活していたが、病院で感染症を一緒に戦うことも一つの特別な思い出が作りました。 この2年間、様々な医療スタッフ、患者様などたくさんの出会いがあり、皆さんとこの環境で一緒に働いて、楽しい研修生活でした。

令和2年度研修医B

東京女子医科大学東医療センターで2年間研修させていただき、充実した時を過ごすことができました。
病院の規模としては450床の大学付属病院ですが、患者さんの層としては病院周囲に住んでいらっしゃる方が多い印象で、多くのcommon diseaseを経験できました。また、3次救急医療機関として、最重症な患者さん達を目の当たりにしたり、貴重な体験となりました。 指導医の先生方は教育熱心で、手技に関しても研修医の希望に沿って本当に多く機会を作ってくださっていたと思います。
また、夜間・休日救急外来の1st touchが当院研修の特徴です。1、2年ペアになって診察することが、1年次は先輩がいる安心感の中診療でき、2年次は後に輩に指導しながら診察することで、疑問点が鮮明になったりと、とても勉強になりました。また、当直でみた症例を翌日同期と共有することも多く、切磋琢磨できる素敵な仲間に恵まれたと思います。

平成31年度研修医A

東医療センターでの初期研修で学んだことは今後、血液内科専修医として働く上での基盤になったと思います。内科での研修で内科専門医の症例数を経験できるのはもちろん、総合的な内科として、common diseaseから大学病院らしい希少疾患まで受け持たせていただくことができました。救急外来での患者first touchの経験からは、主訴から診断に至るまで自分で考えて診察することで、自分の診断する力がついてくるのを実感することができました。東での研修は自分で勉強する時間も確保でき、学んだことをすぐに実践することで、臨床能力が向上したと感じました。内科以外での研修でも、救急医療科での超重症患者の対応や、精神科での患者への接し方、在宅医療の実際など、幅広く役に立つ経験をさせていただくことができました。また、幅広いbackgroundを持つ同期とめぐりあい、毎日の研修を愉快に楽しく過ごすこともできました。当院での経験を糧に、良い医師となれるよう努力していきます。

平成31年度研修医B

私は、病院薬剤師を経験してから医師になった。30代後半からの挑戦であり、初期研修を始める頃には40代に突入していた。自分では高齢を意識していなかったが、多くの病院でマッチングの面接に行くたびに、年齢のよるため研修を完遂することが難しいと言われ、研修が完遂できる根拠を求められた。さらに、国家試験に受かることも心配されたことを覚えている。前職でも当直は行っており不安は少なかったが、実際の当院の当直は想像以上であった。頑張れたのは1つ上の先輩でも40代がいたこと、後輩も40代がいたことなどから体調悪化もありながらもここまでくることができた。気づけば救急外来で300症例以上となり大体は診られるようになってきた。体力的にも精神的にも辛い当直であったが同期の助けと1つ上の先輩の助けがあったことで乗り切れることができた。後期研修医も当院で研修し4月からは立場が変わって業務をすることになるが初心を忘れず頑張っていきたいと思います。

平成30年度研修医A

当院の初期研修における魅力はたくさんありますが、その一つに夜間休日の救急外来での研修があります。初期研修医が最初に一人で診察し、問診から身体診察、必要な検査や処置を自分で考えて行い、患者さんの病態をアセスメントしてから上級医に上申します。この「自分で考える」というトレーニングを数多く経験することは、基本的診療能力だけでなく医療人として必要な基本姿勢・態度を身につけるために重要なことです。当院は荒川・足立区を中心とした広い地域から患者さんが集まるため豊富な症例を経験でき、初期研修には理想的であるといえます。

また大学病院であるため、学会発表や論文執筆などの学術活動も数多く経験でき、非常にバランスのとれた研修をすることが可能です。私はもうすぐ初期研修を修了しますが、当院で研修できて本当によかったと思っています。

平成30年度研修医B

東医療センターでの研修の特色を、私が1年働いてきたなかの出来事を通じて紹介します。ちなみに私の1年目のローテートパターンは泌尿器科→小児科→神経内科→麻酔科→救急医療科→消化器内科です。

まずは大学病院の特徴と言える高度医療の提供です。例えば、泌尿器科では「神の手」と呼ばれる教授のもと、最先端の手術を勉強することができます。患者さんも遠方から手術を受けに来ることもあり、やはり大学病院だなと感じます。そういった高度医療もありながら、地域に根ざした病院でもあり、common diseaseも数多く経験できます。小児科では胃腸炎や熱性痙攣、内科では熱中症やインフルエンザなどclinical clerkshipでは体験しないような症例を数多く経験でき、実際に主治医として治療に携わることで医師としての成長を強く感じられます。一般の大学病院では症例数、手技は限られたものとなると考えられますが、当院ではそのようなことは全くありません。麻酔科では手術は毎日あり、挿管、術中管理などは上級医の指導のもとですが基本的に研修医が行います。3次救急は搬送受け入れ数が都内第3位であり、救急医療科研修中は毎日コード・ブルーのような症例を経験できます。症例数の多さを最も実感するのは救急外来当直です。研修医は4月から夜間2次救急のfirst touchを担当します。毎日たくさんの患者さんが来院し、正直つらいときもありますが、自身で診断にたどりつけたときや患者さんが診察に満足して帰宅したときなどは筆舌に尽くしがたい喜びがあります。

研修医は1学年15名程度で多すぎず、少なすぎず、時には愚痴を言い合いながら和気あいあいと過ごしています。当院での研修を少しでもお考えなら、ぜひ見学しに来てください。ここで研修してよかった面も悪かった面もざっくばらんに聞けると思います

平成29年度研修医A

1年間研修をうけて特に感じた魅力を3点+α紹介します。

1つ目は豊富な症例です。大学病院として高度医療を提供しつつ市中病院の側面も強い為、common diseasesも多く診療します。救急外来でのfirst touchは研修医が行い、また例えば内科では主治医制(上級医指導下)の為、急性期~慢性期で診療を経験します。加えて3次救急受け入れ数も都内有数で、とにかく種々の疾患を経験します。

2つ目は学術活動に積極的かつ教育的な点です。経験した症例を時に深く掘り下げ検討し学内外学会へ発表する姿勢を丁寧に指導うけられることは貴重だと思います。

3つ目は雰囲気です。まず見学時に若手医師の活気が研修満足度を物語っていましたが、いざ実際に働くと他大学出身者が多いこともあってか、他科との垣根は感じず多職種との連携も含め病院全体がアットホームです。

+αとして、現在控えている新病院への移転後は、間違いなく全国一の施設環境になる点も期待値が高いです。

平成29年度研修医B

当院研修医1年です。縁あってこの病院で研修する事となりました。

各科の垣根が低く、指導熱心な上級医が多いです。

当直の回数は都内の大学病院にしては多い方かも知れませんが、日中の業務は基本的にはハード過ぎず、医学の勉強をする時間含め、自分の時間を確保出来ています。

また学生さんに教える機会が多いため、自分で理解したつもりでできていなかった点や、気付けていなかった点を気付かされます。

当院の研修医は様々な大学から集まっていますが、どの学年も仲が良く、人柄が良いのが1番の魅力だと思います。

学生さんはぜひ一度見学に来て見てください。

平成28年度研修医A

私は4月から内科を専攻し、他院で内科ローテーションをすることに決めました。学生時代はどの診療科で実習しても楽しく、幅広い分野に興味をもっていました。その中で東医療センターを研修病院に選んだ理由は、救命センターがあること、救急外来でファーストタッチができること、内科が主治医制であること、同期の数がちょうどよいと考えたことです。

1年目は主治医となることでプレッシャーも感じましたが、医師のあり方を学ぶのに重要な一年でした。さらに救急外来では先輩とペアになり、多くの初期救命・外来診療にあたりました。2年目になると1年目の経験をベースに自ら考え、検査・治療をすすめる機会が多くありました。自分のペースで学べることが当院の研修の特徴のひとつだと思います。ただ2年間はあっという間です。私達の学年はあまりできませんでしたが、症例検討など学びの機会を増やすことでより良い研修が行えると思います。

平成28年度研修医B

私が東医療センターを初期研修先として選んだ理由は3つあります。

まず1つは、3次救命救急センターがあり先進・高度医療を行うことができる大学病院でありながら、在宅医療も行っており地域に密着した中核病院である点です。そのため急性期から慢性期の多くの症例を経験でき、研修医の時から様々な病態の疾患の治療にあたることができます。

もう1つは、夜間休日の救急外来を初期研修医が最初に診察することができる点です。患者さんの主訴から身体診察や必要な採血や画像検査を自分で組み立てて行い、緊急の処置も併せて行います。それから疾患に合わせて各科の上級医に上申し、一緒に診察しフィードバックをもらうことで自分の力にすることができます。

3つ目は、大学病院でありながら各科の垣根が低く、少しでも疑問に思ったことを他科の専門の医師にコンサルトし易い点です。救急外来に各科の医師が出入りすることで自然と色々な科の間で繋がりができているように感じます。熱心で優しい先生が多く、仲が良いことも東医療センターの魅力の一つです。

卒業生からのメッセージ

平成31年度研修医(令和3年皮膚科入局)

足立(東)医療センターで2年間の初期研修を経て昨年皮膚科に入局しました。特に感じた魅力を2点紹介します。 若い医師として多くの臨床経験を積むことが重要です。足立(東)医療センターは東京都区東北部に地域の医療の中心を担う大学病院であり、日常疾患から希少疾患まで、また慢性疾患から重症急性疾患まで、幅広い疾患の経験が可能です。これにより知識や臨床経験をたくさん増やすことができました。 また、大学病院でありながら各科の垣根が低く他科へのコンサルトがしやすく、診療を進めていく経験は自分を成長させてくれたと感じています。自分も含め、ここで初期研修を終え、現在は後期研修医として働いている先生がたくさんいます。全員仲良くできて、一緒に働けるのが良かったことです。 自分に足りないものが多いですけど、少しずつ成長できるように頑張ります。

平成30年度研修医(令和2年皮膚科入局)

女子医大東医療センターで初期研修を行い、そのまま残って皮膚科で後期研修を行なっています。ここでの研修は大学病院の専門性と、市中病院のような症例数の多さとをいいとこ取りできてとても自分の身になったと思います。1年生のうちから主治医として患者さんと向き合うのは大変ですが、その分、主病を治す以外のことにも目を向けることができたと思います。皮膚科の選択は2年生からですが、1年目で内科、救急医療と内臓疾患を学ぶことでその際に経験した皮膚トラブルや薬疹等から興味をもって選択する同期や後輩も多かったです。研修先迷われている方はまずは東医療センターに決めていただいて、それから皮膚科をぜひ選択してください。お待ちしております。

平成30年度研修医(令和2年呼吸器外科入局)

初期研修はあっという間に過ぎてはいきましたが自分の成長を感じられた2年間でした。様々な研修先がありますが、当院の特徴としてはやはり救急におけると思います。救急当直を通して臨床を学び、国家試験までの勉強と実際の患者さんを結びつけることでさらに理解が深まりました。忙しい時もありましたが、上級医にはよく質問をしていました。
私は学生時代から外科志望ですので、初期研修からより多く自分が主体で行う経験を得て、後期研修につなげたいと考えていました。当院は自分に積極性があれば、いくらでもやらせてもらえる病院です。また志望科以外も自由にローテーションを選ぶことができるので、自分に足りないものを補うこともできたと思います。
外科医は責任がその分伴いますがとてもやりがいのある仕事だと考えています。まだまだ未熟ですが技術だけでなく、医師としても成長できるように頑張ります。

平成29年度研修医(平成31年外科入局)

医師になって2年が過ぎました。現在は当院の外科で働いています。初期研修内容は、他院と直接比較はできませんが、東医療センターでの研修は充実していたと思います。地域の医療の中心をも担う大学病院という性格上、救急外来をはじめ忙しく大変な場面もありましたが、そのぶん様々な疾患・背景をもった患者様を診ることができ、それがローテートしている科に入院するような患者様であれば、初診から退院までを主治医として診療することもできました。ただ忙殺されるというわけでもなく、日々の診療に関わる勉強時間や学会準備といった腰を落ち着ける時間も確保でき、学術的な部分でも充実していたと思えます。また上級医の先生方や研修医同士含めその他病院スタッフも大変親身で、診療上判断に困る場面や不安なことがあっても快く手厚くご指導いただけ、公私ともどもフレンドリーで働きやすく雰囲気の良い病院です。ぜひ一緒に働きましょう。

平成29年度研修医(平成31年内科入局)

研修医生活を振り替えると本当に楽しく充実した研修だったなと思います。当院の研修は科ごとに雰囲気が異なりますが、特に印象深かったのは麻酔科、救急医療科、内科です。わたしは麻酔科と救急医療科からローテーションが始まり、点滴や挿管などの基本的な手技を教えて頂きました。その後内科では主治医制ということもあり患者さんとのコミュニケーションの取り方や検査値の評価の仕方、心エコーの当て方などを教えて頂きました。もちろん大変な経験や辛いこともありましたが同期たちとともに乗り越えられたと思います。同期の人数が15名程度だったこともあり、全員の仲が良く仕事だけでなくプライベートでもたくさんの思い出を作りました。研修先を決めることはとても迷うと思いますが是非一度見学に来ていただければ雰囲気の一部が伝わると思います。

平成28年度研修医(平成30年外科入局)

私は女子医大東医療センターで初期研修を行い、現在同院外科で後期研修を行なっています。振り返ると、初期研修では、毎日充実した研修生活を送っていたなと改めて感じます。私は足立区出身で、女子医大東医療センターで初期研修を行うことに決めたのは生まれ育った地域に医療という形で貢献したいという思いからでした。また、1次救急から3次救急まで受け入れている病院で、小児領域に興味があったため小児科だけでなくNICUもローテーションできる当院は、私にとって非常に魅力的な研修病院でした。研修医時代にローテートした各科の先生たちは、私が外科にすすんだ今でも良くして下さり、いつも快く指導して下さいます。初期研修は2年間と短い期間ではありますが、医師同士だけでなく、様々な医療スタッフ、患者様などたくさんの出会いがあると思います。一つ一つを大切にしながら皆様が理想の医師像へと近づいて行ってくださればと思います。

平成28年度研修医(平成30年小児科入局)

当院での臨床研修では多様な疾患を経験出来ることが特徴です。common diseaseはもちろん、大学病院ならではの疾患も診ることが出来ます。手技についても積極的に行うことが出来、担当患者数も適度であり病態についてじっくり学ぶことが出来る点も特徴です。

そして、私が最終的に研修病院として選んだ理由は雰囲気の良さです。学生だった私が見学した際には、上級医の先生が研修医の方に親身に指導されていましたし、見学している学生の私に対しても時間を割いて丁寧に説明をして下さいました。初期研修を終えて、現在は小児科に入局しておりますがそれは今でも実感しています。これから研修される方にもこれらの点を是非実感して頂けたらと思っています。小児科コースもありますので興味のある方は一度見学にいらして下さい。

平成27年度研修医(平成29年産婦人科入局)

この東医療センターは地域の中核を担う総合病院であり、急性期から慢性期の様々な症例を経験できます。

大きな特徴は、夜間の1・2次救急外来を初期研修医が最初に対応することです。ファーストコンタクトから問診・身体診察だけでなく検査も自分たちで方針を考え行い、その後に各科の当直医に上申することで的確な問診方法や迅速な初期治療などをフィードバックしてもらいます。これにより知識や経験をたくさん増やすことができました。後期研修で専門に特化していく中で、自分の専門外のことでも緊急性の高い症例に遭遇することがありますが、そのような時でもこの救急外来での経験を活かし、慌てることなく対応ができていると感じます。

現在は産婦人科医として日々の診療にあたっていますが、大学病院でありながら各科の垣根が低く他科へコンサルトがし易いという点も魅力に思います。初期研修のローテーションで知り合う以外にも、救急外来で各科の先生とその後も繋がりを持つことができ、様々な症状や病気を抱える患者さんを専門性を損なうことなく多角的に治療にあたることができます。これは患者さんの為になることも然ることながら、自分も成長することができる素晴らしい環境であると実感しています。

皆さんもこのような環境で一緒に働いてみませんか?東医療センターでお待ちしています。

平成27年度研修医(平成29年皮膚科入局)

東医療の研修医は4月に2週間のオリエンテーションをして、4月中旬から先輩研修医と一緒に夜間の当直を2人で行います。最初は点滴も採血も何もできないですが、当直中に先輩から強制的に教わる環境なのでしばらくすれば手技も余裕になります。残念ながら当直の後の勤務は普通にあるので体力的には厳しいところもありますが、それにもすぐ慣れます。

他にも3次救急指定の看板がある病院なので、心肺停止や交通外傷、自殺などの方もバンバン来ます。その方々を自分一人で対応できる様にはなれませんが、度胸と自信が付きました。

研修医の数も定員20人なので、多すぎず少なすぎず研修ができます。50人くらいいると話したことのない研修医がいるのは嫌だと思いますし、かといって2-3人だと仲良くなれなかったら辛い研修生活になります。

楽しい研修生活でした。

平成26年度研修医(平成28年麻酔科入局)

東医療センターで2年間の研修を終えて、昨年麻酔科に入局しました。

東医療センター初期研修医の当直では、1年目の4月から救急外来での初期対応という責任ある仕事を任されます。緊急性のある病態、そうでない病態を見分ける経験が、今日の診療にとても活かされていると感じています。

日々の診療では、いくつもの診療科の介入が必要な症例を経験しますが、東医療センターでは診療科同士の垣根が低く、他科からの診療相談に柔軟に対応してくださる先生ばかりです。複雑な症例に多くの知恵を出し合い、診療を進めていく経験は自分を成長させてくれたと感じています。

後期研修医となった今、1年目の時には大丈夫かな?と心配していた研修医が、2年目になる頃に見違えるような成長を遂げている様子を垣間見ることがあります。初期研修での経験が、その後の医者人生の基盤を作ることになると思います。東医療センターの研修経験は、その基盤を強固なものにしてくれると確信しています。

平成26年度研修医(平成28年形成外科入局)

東医療センターで初期研修を行い、昨年の4月に形成外科へ入局いたしました。

私が東医療センターを研修先として選んだ理由は、救急外来での当直で研修医が初期診察をできること、実習で東医療センターを回った際にどの先生も熱心に指導してくださったことなどがありました。二年間の研修医生活を終えても、その印象は変わらないものでした。

実際に研修医として働き始めると、ラインや採血などの手技ができない、いざ患者さんを目の前にすると緊張してしまって問診しようと思っていた内容が吹き飛んでしまう、当直という夜中も呼ばれる環境がつらい・・・こういった悩みには研修医なら誰もが一度は直面するものと思います。

そのような中で、研修医一学年が20人弱というちょうどいい人数であり、つらい時には互いに悩みを相談し合ったり、時には研修医みんなで飲み会をしてストレスを発散したりすることもありました。学生から社会人という慣れない環境でもやってこられたのは仲間・同志、同じことを経験してきた先輩がいたからだと思います。

平成25年度研修医(平成27年外科入局)

こんにちは。私は東医療センターで2年間の研修を終えて昨年外科に入局しました。

ここを研修先に選んだのは、研修医の寮があること、大学病院の分院であり市中病院と大学病院の両方の要素があること、研修医の数が同期20人弱と多すぎず少なすぎないことが挙げられます。それ以外で実際良かったところは、初期診療を学べた救急外来や、研修2年次は必修科以外の10ヵ月を全て選択できたため自分の目的に沿った研修ができたこと、総合内科であるため内科研修時に消化器、呼吸器、神経、血液など様々な内科の患者さんを担当できたことです。その中でも私が特に良かったと思うことは、最初に挙げた寮です。同期の仲が深まり、研修での悩みを共有したり、みんなでイベント事をしたり、とても濃い時間を過ごせました。研修へのやる気にもつながったと思います。

研修先に求める物は皆さんそれぞれ違うと思いますが、研修に励める環境があることは必要だと思います。

ぜひ見学に来てみてください。

平成25年度研修医(平成27年脳神経外科入局)


東医療センターで初期研修を行い、昨年の4月に入局いたしました。気がついたら1年間が終わり後輩も入ってきました。

学生時代脳神経外科を回ったことがなく、初期研修で初めて脳外科をローテートしました。実は初期研修時、私は進路として脳外科を全く考えていませんでした。一度も見ていないから、と軽い気持ちで(と言っては語弊がありますが)といいますか勉強だけさせていただくつもりで、脳外科に来たことを覚えています。

最初の印象は、とにかくハード、でした。仕事量的にもそうですが、後期研修の最初のころから、自分で考え、治療方針をたて、それを順序立てて周りにアウトプットする、そういうことが求められているところだなと感じました。しかしその分、先輩たちは自分の患者に責任を持ち、また、楽しそうに仕事をされていたと思います。初期研修でも、朝のCT読影、患者の症例発表などもありましたし、日々先生方がとても熱心に教えてくださいました。そうすると回るからにはしっかりと勉強しなければ、という気持ちがわいてきまして、また、自分で考える機会を与えられることで、脳神経外科の面白さに気づけたのだと思います。気が付けば2年次も脳神経外科を選択し、そのまま入局してしまいました。

こんな言い方をすると勢いで入局したような印象をもたれるかもしれませんが、入局前はかなり悩みました。私以外に入局希望者はあまりおりませんでしたし、脳神経外科、という分野はわからないことだらけだったのです。それでもここを選んだのは、勉強した分だけ必ず応えてくれる、そんな雰囲気の医局がとても魅力的に感じたからだと思います。入局してからも、その印象が覆ることはありませんでした。今もわからないことだらけですが、日々、勉強させていただいております。医局の先生方だけでなく、秘書さん、看護師さん、事務さん、ヘルパーさん方はみなさんとても温かく、とても多くの人に助けられながら仕事をしていると感じます。症例も、脳梗塞・脳出血・脳腫瘍など、様々な疾患を見ることができます。脳梗塞一つとってみても、病態はまさに千差万別です。そんな中、上の先生の言うままでなく、自分が主治医となり、治療方針を積極的に決めていけるのも、当科の魅力の一つだと思います。

1日でも見学はもちろん歓迎ですが、それだけでは当科の魅力は伝わりきらないと思います。卒業してから振り返ってみれば、当院の初期研修はとても充実しており、魅力的と思いますので、できたら初期研修で当科を回っていただきたいです。私のように、脳外科を考えていなくても大丈夫です。必ず、後々別の科を選んでも、役立つ経験になると思います。
といってもそこまではいきなりは難しいと思うので、まずは一度、見学にいらしてください。医局員一同、歓迎いたします。お待ちしています。

平成23年度研修医(平成25年内科入局)

私は現在、内科後期研修医1年目で内科全般をローテーション中です。東医療センターへは知人の紹介で見学に来ましたが、アットホームな雰囲気と研修医による 夜間救急外来、内科疾患を総合的に診ることが出来る点に魅力を感じ、当院で初期研修医として働くことを決めました。2年間研修を終えて、夜間の救急外来で 本当にたくさんの疾患を経験したため、3年目となり研修医を指導する立場になりましたが、大概のことは自信をもって対応することが出来るようになったと感 じています。また、内科病棟は各科が入り混じっているため、すぐに各科専門医に相談可能であり、その結果全身をバランスよく診断・加療を行なうことが可能 であり、その点は他の病院では経験できないことだと思います。内科を総合的にバランスよく、さらに専門的に学ぶことができ、毎日忙しいですが、本当に充実 した日々を送っています。是非当院で楽しく一緒に働きませんか。

平成23年度研修医(平成25年外科入局)

将来はそこそこの病院で入局したいけど、初期研修は手技を含め色々な経験を積みたい。同期は性格が合わない人がいても大丈夫でフォローが効く中所帯で。当直 は頑張りたいけど、独りとか無理。バックアップと指導がしっかり欲しいよね。という病院を、5年生の私はビッグサイトで探していました。

女子医でも見てみるか、と本院の列に並ぶ私はいつの間にか東医療センターの名刺を渡されていました。せっかく名刺貰ったし、と見学・・・条件ばっちり!とい うか田端にあるんだ。でも安い寮(トイレ風呂掃除してくれる!)もある。外科志望だから総合内科で同時に色々見れちゃうのはお得かも。結構いいかもー。

前評判に狂いなく、2年間バリバリ働き、ゆるゆる遊び、なんと出産までさせてもらいました。さすが女子医と感謝しつつ、外科入局。こんなに優しい外科はないと痛感しつつ頑張ってます。

嘘だと思わず、東いいとこ一度はおいで。見学お待ちしてます。

平成23年度研修医(平成25年形成外科入局)

ここの研修を選んだきっかけは、夜間救急外来で初期診療に率先して携われると先輩から聞いたことです。研修を終えた今、やはり私のお勧めも救急外来です。 研修中に一貫して行う救急外来での当直は、すべての科の患者と関わることができ、ローテートしていない科の指導医とも接することができます。そして病棟業務 とは違う、外来診察を行う各科の先生方を見られることに加え、拙い問診から始まる未熟な私達の診察も見守って指導してくださり、多くのことを経験すること ができます。印象深かったのは、研修中の科の患者の初療を担当し、そのまま主治医となって入院後の加療を行い退院まで関われたことや、外傷で縫合した患者 を抜糸まで診察できたことです。 志望の科がある人はその科を深く学ぶこともできますし、まだ決まっていない人は多くの科に触れることもできます。自由度とその選択幅の広いこの病院での研修はとても良い2年間となると思います。

平成22年度研修医(平成24年小児科入局)

私はレジナビで東医療センターのことを初めて知りました。
症例豊富で救急外来は研修医がメインで診療できるし手技もたくさんできる病院だから是非見学に来て、寮もあるからみんな楽しく研修しているよ、と目を輝かせながらその先生は説明をして下さりました。
3年後初期研修を終えて、同じセリフをレジナビで話している自分がいました。
東医療センターの研修のいいところは、このセリフに集約されていると思います。
まず1年生と2年生の屋根瓦式で救急外来の初期診療を行えるという点です。
荒川区、足立区には大学病院をはじめ500床以上の病院がほとんどありません。
必然的にcommon diseaseから難しい症例まで幅広く集まり、症例や手技の取り合いはありませんでした。
また寮もあるため、公私ともに本当に楽しく初期研修を行う事が出来ました。東医療センターの初期研修は自信を持っておすすめできます。
興味を持たれた方は是非一度見学にいらして下さい。

平成22年度研修医(平成24年産婦人科入局)

私は産婦人科コース1期生として初期研修を経て産婦人科に入局しました。
初期研修の特徴は、common diseaseが学べる事、救外は研修医が診療する事です。
地域密着且つ大学病院の役割があり、多くの幅広い症例を学べます。
救外では小児科も含め風邪から心筋梗塞まで様々な患者さんが来院し、緊急性の有無の早急な判断が要求されます。
同期生と切磋琢磨し朝まで途切れない診療に携わる日々の中、上級医に指導を仰ぎ有意義な経験を得ました。
当院の歴史は古く、祖母の代からお産をしている事はよくあり、地域の女性の健康に携わる大切な役目だと実感します。
産婦人科では婦人科癌手術や周産期センターでのハイリスク妊娠の管理を積極的に行うことができます。
産婦人科研修の頃から分娩に立会い、手術を担当させてもらえ大きな経験となりました。
当院は卒後研修にベストな病院です。そして、培った知識・経験・人間関係を生かし後期研修も視野に入れるのはいかがでしょうか。
アットホームな雰囲気の研修医・諸先生方がお待ちしております。

平成22年度研修医(平成24年整形外科入局)

整形外科医として本院に出向し、今改めて東での初期研修は有意義だったと思います。
手技を行う機会が多いのは勿論、特に内科の研修は内科系分野を一手に学べて、外科医である今もその経験に病棟で助けられています。
在宅医療、検査科など特殊な科もあり、2年目では選択できる科も多かったので進路を決める前にやりたかった事をやってからゆっくり進路を決められました。当初から気になっていた整形外科は6ヵ月重点的に回れましたし沢山の手術に参加し経験を積ませて頂きました。
救急外来の当直では最初の対応が初期研修医に任されるためバラエティーに富んだ疾患、キャラの患者さんがランダムにやってくる環境は診断力をつけるには最適だと思います。
最後は何といっても同期です。全員が仲良くできて、そこそこな大所帯で(笑)研修終了後も関係が切れない仲間ができたのが最高に良かった事です。

平成21年度研修医(平成23年眼科入局)

私は東医療センターで初期研修を終えて、現在も後期研修医として働いております。
初期研修を振り返ってみて、ここで初期研修をして本当に良かったと心から思います。
ここにいる先生方は研修医に対してとても教育熱心な方が多く、私も研修医時代にはとてもお世話になりました。
今の私も研修医と一緒に仕事をする機会があると、ついつい力を入れて教えてしまいます。
また私も含め、ここで初期研修を終え、現在は後期研修医として働いている先生方が色んな科に沢山いらっしゃいます。
みんな学年は遠いけれど後輩たちができるのを嬉しく思っておりますし、一緒に働けるのを楽しみにしています。
そういった点でもここ東医療センターは研修医にとってはとても働きやすい病院だと思います。
まずはこの病院の雰囲気をみに、見学にいらして下さい。

平成21年度研修医(平成23年脳神経外科入局)

私は前期研修を当院で過ごし、2年前に脳外科に入局しました。
当院は、大学病院と市中病院の中間的な存在であり、救急外来などで多数のプライマリケアの経験を積める一方で、各科で研究や学会発表なども積極的にしており、前期研修で幅広い経験を積みたいと考える方にとっては、とてもお勧めです。
夜間の救急外来は忙しいですが、問診・診察の後、検査をオーダー、評価し、各科の当直医に報告するという一連の流れをひたすら実践することにより(多少要領が悪くても)、各科の初療を骨身に刻むことができます。
救命医療科の当直では、心肺停止、重傷外傷、高度意識障害の患者などの初療を経験できます。
また、日常生活では、病院のすぐ近くに研修医寮があり、仕事が終わった後は共用室で軽く一杯。
すぐに人が集まります(今年は五輪観戦会もあったとか・・?)。男女各10名程度の同期は一生の宝物になりますよ。ぜひ見学に来てください。

平成21年度研修医(平成23年耳鼻咽喉科入局)

私は東医療センターで初期研修をし、耳鼻咽喉科に入局。現在は地方がんセンターで日々研鑚している。地方のため医師が少なく個人に求められる知識・技術のレ ベルが高く、耳鼻科と言えど、周術期管理や人工呼吸器管理、心肺蘇生、緩和ケアなど多岐に亘る。(耳鼻咽喉科はいわゆる耳鼻科と頭頸部外科に分けられ、癌治療は主に後者が担当する)
東医療センターで研修したことで、初期救急の対応や幅広い知識(特に内科)を身に付けられ、治療の予期せぬ副作用・合併症に対する対応が取りやすく、他科の医師へコンサルトしやすい。これは内科研修と救急外来研修の賜物である。心肺停止した患者や、痙攣、呼吸困難などなど対応は体が覚えている。

寮生活も良いもので、友達ではなく仲間として研鑚していけるのも良い点である。

研修全体を通して悪い点もあったが、完璧な施設はなく、何を望むかであり、公私共に充実を望むなら東医療センターは良い選択肢である。

平成20年度研修医(平成22年外科入局)

私は東医療センターで初期研修を終え、現在外科に所属し医療練士(後期研修医)として働いています。初期研修は医師として社会人としての第1歩であり非常に重要な時期となります。初期研修では様々な新しい経験をするわけですが、当院での研修の魅力の一つとして救急外来があります。問診から診察、検査、治療と上級医の指導のもと様々な症例を経験することができます。同時に患者さんとの接し方、コミュニケーション能力も鍛えることができます。研修時のこのような経験が現在の私の診療の基盤になっています。

また当院では初期研修を経験した医師の多くが後期研修医として残っており、初期研修医を指導しています。このような縦のつながりも充実しているため、初期研修を安心して行うことができます。

症例数も豊富で働きやすい環境の下、有意義な研修生活を送ることができますので興味ある方は一度東医療センターに見学に来てください。

平成20年度研修医(平成22年産婦人科入局)

私が初期研修の病院として東医療センターを選んだのは、産婦人科への入局も視野に入れての事でしたが、先輩方にここの研修はとても勉強になる、と伺ったからです。

ここの特徴でもある救急外来では、初めに研修医が患者さんを診て、問診・診察・鑑別診断・検査などを一通り行い、上級医に上申し診療を進めていきます。ここで得た、診察の手順・診断の導き方・治療方針の考え方などは、入局した今でも非常に役に立っています。産婦人科は対象が女性だけですし、分娩など病気でないものも診るので、かなり特殊な科だと思います。しかし、内科疾患を合併した妊婦さんや術後に病態が急変する婦人科の患者さんもいます。そのような場に直面した時、ここで学んだ「患者さんを診る目」が役に立っていると、今でも思います。

東医療センターはとてもアットホームな雰囲気です。まずは一度、見学にいらして下さい。産婦人科はいつでも見学OKです。お待ちしています。

平成18年度研修医(平成20年内科入局)

私は東医療センターで初期研修を終え内科に入局しました。

国家試験の勉強をしながら、これ程広い範囲の勉強をするなら、研修医でも幅広く多くの症例を経験したいという気持ちが強くなりました。そこで選んだのが東医療センターの初期研修でした。内科をはじめ、外科、小児科、救命救急センター等、どの科でもたくさんの症例を経験することができることはもちろんのこと、研修医も一人の主治医となることで責任の重みがある分、医師としても自覚も早期に芽生えてきます。

初期研修の一番の特徴である救急外来当直では、研修医が問診や診察を行い、その後上級医の指導の下、検査、診断、治療をしていきます。1年目では不安もありますが、頼もしい2年生と一緒に当直する夜は、とても濃厚で貴重な時間です。

今は研修医時代からお世話になっている先生方やコメディカルがいる働きやすい環境で、多くの方々に支えていただきながら育児と両立しながら勤務しています。

平成18年度研修医(平成20年麻酔科入局)

私は都内の私立医大を卒業したのち先輩の勧めもあって当院で2年間の初期研修を行い、現在は麻酔科で働いています。
麻酔科医になることは学生時代には考えもしなかったことでしたが、研修医として様々な重症患者の診療に携わるうち、全身管理を学ぶ良い環境が整っていると感じ麻酔科に入局しました。 現在は主に手術麻酔を担当し、集中治療室の管理やペインクリニックといった業務に従事しています。 当院での研修の特徴の一つに救急外来があがりますが、一言で言うと濃密です。 様々な患者や疾患に対応するうち、医師としての基礎を学ぶことができます。 当院では麻酔科を全ての研修医がローテートしてきます。 そのため、研修医の成長ぶりを実感できる部署であるわけですが、1年目では少々不安のある?研修生も、無事に研修を半分終え2年目で選択でまわってきてくれたときの成長ぶりには目を見張るものがあります。
興味のある方はぜひ一度見学にいらして下さい。