初期臨床研修について

小児科のご紹介

部長 大谷智子准教授

当科では、新生児・乳幼児期から思春期、若年成人までの方を対象に総合的に診療を行っています。 地域の実地医家の先生方と連携し、一般的な病気からまれな病気まで幅広く対応しています。医局員一同、「熱意と共感」をモットーとして、地域の小児医療に貢献したいと考えております。

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研修医を目指す方へぜひ伝えたいこと

地域の中核病院として急性疾患から慢性疾患、また小児科特有のcommon diseaseから希少疾患まで幅広く対応しております。患者さんの年齢層も、生後間もない新生児から、思春期を超え疾患の種類によっては若年成人期までと、多彩です。ベテラン小児科医から育児中の女性医師、これから小児科専門医をめざす若手医師まで、一丸となって働いております。小児科専門医取得後は、サブスペシャリティーとして、内分泌・代謝、アレルギー、神経、感染症、腎臓、呼吸器、小児心身症など多岐にわたる研修を行うことができるのも特徴です。

診療内容

診療科の構成

一般外来・各種専門外来(内分泌・代謝、アレルギー、神経、循環器、呼吸器、腎、消化器、小児心身症など)・予防接種・乳児健診・臨床心理士による心理カウンセリング、発達検査等行っております。また、東京女子医科大学病院と連携して小児外科疾患も対応しています。

主な検査項目

  • 血液検査・尿検査・画像診断(超音波・レントゲン・CT・MRIなど)
  • 内分泌機能検査(低身長の成長ホルモン分泌刺激テストなど)
  • アレルギーについての皮膚検査(プリックテスト)、経口食物負荷試験
  • 喉頭気管内視鏡検査 ・呼吸機能検査、睡眠時無呼吸検査
  • 逆行性膀胱造影 ・脳波検査、ビデオ脳波検査
  • 心電図、運動負荷心電図(マスター、トレッドミル)
  • 24時間PH測定・胃食道造影検査 ・自律神経機能検査(起立試験)
  • 心理発達検査、知能検査

研修医のとある1日

毎週水曜日 8時半~9時 英文輪読会
12時~13時 グループカンファレンス後に総合カンファレンスあり。症例検討会、抄読会、研究報告などを行う。
毎週木曜日 10時~ 教授回診

8時半~9時

入院患者さんの血液検査などの処置、受け持ち患者さんの把握等

9時~12時

入院患者さんの診察、検査等

指導医とともに回診、カンファレンス

13時~17時

病棟業務、学生、初期研修医の指導等

17時~17時半

当直医への申し送り等